過去のイベント

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法政大学資格課程主催シンポジウム
「博物館の持続可能なコレクション管理 ―選択と責任の新たな枠組み―」

■主催   : 法政大学資格課程
※本シンポジウムは、科研費基盤研究(C一般)課題番号22K01019「博物館収蔵資料の保管と活用に向けた調査研究」
研究代表者:金山喜昭(法政大学名誉教授)の助成によるものです。
■後援   : 公益財団法人日本博物館協会、全日本博物館学会、日本ミュージアム・マネージメント学会、日本展示学会、全国大学博物館学講座協議会
■開催日時 : 2026年1月24日(土)13時30分~17時30分 ※本シンポジウムは終了しました。
■場所   : 法政大学市ケ谷キャンパス 外濠校舎2階 S205 教室
■参加者  : 160名

■配付資料  :2025年度シンポジウム報告レジュメ.pdf

■シンポジウムの趣旨:
法政大学資格課程では、公立博物館の収蔵資料をめぐる課題について継続的なシンポジウムを開催してきました。第 1 回では収蔵庫問題の実態を明らかにし、第 2 回では 収蔵コレクションの 公開・活用による新たな価値創造の可能性を探りました。
現在、多くの博物館で収蔵庫の限界が現実のものとなり、新規収集の停止や管理困難な状況が常態化しています。さらに自治体財政の逼迫や施設の老朽化により、「なぜ使わない資料を保管し続けるのか」という問いが自治体内部などから投げかけられることも増えてい
ます。
第3回となる本シンポジウムでは、博物館がその使命を持続的に果たしていくための「コレクション管理の新たな枠組み」を検討します。これは、専門性に基づく資料の価値評価、多様な保存形態の検討、そして必要に応じた除籍や処分を含む、総合的なコレクション管理システムの構築を意 味します。
本シンポジウムでは、博物館資料の中でも特に有形 の 民俗資料 (民具 )を事 例として取り上げます。民具は収蔵庫問題が特に顕著な分野であり、大量 に 収集 してきた 経緯から収蔵スペースの逼迫が深刻化しています。他分野の資料も同様の課題を抱えていますが、資料の性格、保管環境、収集の背景は分野ごとに異なります。そのため、本シンポジウムでは民具に焦点を絞り、具体的な事例を通じてこの問題を掘り下げます。ただし、民具を対象とするのは、その処分を促すためではなく、適切な保存・継承のための専門的判断の枠組みを構築するためです。ここで得られる知見は、他分野の資料管理にも応用可能な示唆を提供します。
重要なのは、これらの選択が博物館の恒常性を損なうものではなく、むしろ真に重要な資料を確 実に未来へ継承するための専門的判断に基づく取り組みという認識です。本シンポジウムでは、国内外の事例を参照しながら、透明性と説明責任を担保した実践的指針のあり方を検討します。

■プログラム:
総合司会 田中裕二 (静岡文化芸術大学文化政策学部准教授)

開会挨拶・問題提起
博物館の持続可能なコレクション管理 ―選択と責任の新たな枠組み―
金山喜昭(法政大学名誉教授)

第1部:理論的基盤
博物館の社会的責任とコレクション管理の倫理
半田昌之(公益財団法人日本博物館協会専務理事)

有形の民俗資料(民具)の保存・継承 ―自治体によるコレクション管理の現状と今後の展望―
今石みぎわ(独立行政法人 国立文化財機構 東京文化財研究所主任研究員)

収蔵資料の処分の実態とコレクション管理の課題について ―公立博物館アンケート調査結果より―
石川貴敏(法政大学兼任講師)

第2部:実践報告
奈良県立民俗博物館 ―持続可能な収蔵コレクション管理に向けた取組み―
高橋史弥(奈良県立民俗博物館主任学芸員)

民俗資料の廃棄保留と博物館の説明責任 ―山梨県立博物館の事例から―
丸尾依子(山梨県立博物館学芸員)

氷見市立博物館 ―収蔵庫問題解決への取組み―
大野究(氷見市立博物館主任学芸員)

地域のコミュニティとの連携と協働 ―都留市尾県郷土資料館での実践から―
森屋雅幸(法政大学キャリアデザイン学部准教授)

第3部:パネルディスカッション
進行役︓田中裕二
登壇者︓金山喜昭・半田昌之・今石みぎわ・石川貴敏・高橋史弥・丸尾依子・大野究・森屋雅幸

 

 


法政大学資格課程主催シンポジウム
「博物館の収蔵コレクションの現状と課題を考える」

■主催   : 法政大学資格課程
※本シンポジウムは、科研費基盤研究(C一般)課題番号22K01019「博物館収蔵資料の保管と活用に向けた調査研究」
研究代表者:金山喜昭(法政大学キャリアデザイン学部教授)の助成によるものです。
■後援   : 公益財団法人日本博物館協会
■開催日時 : 2024年5月25日(土)13時30分~17時30分 本シンポジウムは終了しました。
■場所   : 法政大学市ケ谷キャンパス ボアソナード・タワー26階 スカイホール
■参加者  : 定員200名(事前申込制先着順) *参加費無料です
後日オンデマンド配信あり(事前申込制)
■配付資料  :報告レジュメ.pdf
       資料の保管と活用に向けた調査研究(公立博物館アンケート調査結果)報告書.pdf

 

■シンポジウムの目的:
近年、多くの博物館で収蔵庫が許容量を超えて満杯状態に陥っていることが問題になっています。
そのため新たに資料を収集することができない、収蔵庫の保存環境が悪化する、満杯になった収蔵庫を放置するなど、収蔵コレクションが死蔵化された状態となっています。本シンポジウムでは、その実情を明らかにするとともに、国際的な動向も踏まえた多角的な視点から、博物館関係者との議論により、今後のコレクション管理の在り方を考えます。

■プログラム:
総合司会:柏女弘道(野田市郷土博物館学芸員)
13:00~ 開場
13:30  開会
13:35  趣旨説明  金山喜昭(法政大学キャリアデザイン学部教授)
13:40 博物館のコレクション管理状況について-公立博物館アンケート調査結果より-
石川貴敏(法政大学兼任講師)
13:55 高知県立歴史民俗資料館の収蔵庫問題
岡本桂典(同館前副館長)
14:10  栃木県立博物館の収蔵資料の管理と活用
篠﨑茂雄(同館学芸部長)
14:25 都立文化施設における収蔵品の収集・保管・活用
佐々木秀彦(東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京 企画部企画課長)
14:40 収蔵庫の満杯問題の所在と課題
金山喜昭
14:55 博物館振興を支えるコレクション管理 〜課題と展望〜
半田昌之(日本博物館協会専務理事)
15:10 博物館政策の立場から
中尾智行(文化庁参事官(文化拠点担当)博物館支援調査官)
15:25 コレクションと社会をつなぐ-イギリスの博物館の取組み-
竹内有理(乃村工藝社公民連携開発1部プランナー)
15:40 自然史系コレクションの収蔵問題と国際的な動向
栗原祐司(国立科学博物館理事・副館長)
15:55 休憩
16:15 パネルディスカッション
進行役:田中裕二(静岡文化芸術大学准教授)
17:30 閉会

【本件に関するお問い合わせ先】
法政大学キャリアデザイン学部 金山喜昭
資格課程実習準備室
電話・FAX:03-3264-4360
Eメール:staff@shikaku.i.hosei.ac.jp